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サラリーマンの確定申告④「住宅ローン控除の受け方」

確定申告で、サラリーマンも経験することが多い、住宅ローン控除。

今回はそのやり方についてご紹介しようと思います。

 

そもそも、住宅借入金特別控除(通称:住宅ローン控除)は手続きするのに面倒だと思われがちです。

平成29年度分の確定申告をする人も、今週末や直前の週末ににまとめてやろうと思っているかもしれません。

でも実際はそれほど難しくありません。

全部何のガイドもなしに自分でやろうとするから難しいのです。

 

実際、この国税庁の確定申告書作成コーナーを使うと楽に書類が作成できます。

www.nta.go.jp

 

基本的な手続きは、初年度の初めて控除を受ける人は確定申告をします。

それ以降は、税務署から年末調整時に控除申請できる資料が送られてくるので、年末調整でできます。

今回は初年度の確定申告時のやり方について紹介していきます。

 

 初年度の控除の受け方

初年度の控除申請は、以下の通りに行っていきます。

 

1、自分が控除を受けられるかどうかを確認する

 

まず、自分が住宅ローン控除を受けられる対象者かどうかを確認しましょう。

確定申告の時期に税務署に行くと、住宅借入金特別控除に関わる確定申告関連書類がたくさん置いてあります。その中の封筒に適用要件が書いてあるので、画像を貼っておきます。

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基本的には、

・住宅取得後6ヵ月以内に居住し、引き続き居住していること

・床面積が50㎡以上であること

・床面積の50%以上が、居住の用に供していること

などが基本要件です。

あとはぜひ画像でご確認ください。

 

 

2、住宅ローンの借入金年末残高証明書を用意する

 

確定申告シーズンの前、金融機関やローン会社から住宅ローンの残高が記載された証明書が郵送されてきていると思います。こちらを手元に用意してください。これがないと申請できません。

もし捨ててしまったor失くしてしまったという人は、早急に各機関に問い合わせ、再発行してもらいましょう。3月15日までに間に合わなければ、今回は申請できないので気を付けましょう。

  

3、源泉徴収票を用意する

勤めている会社から、源泉徴収票を発行してもらいましょう。これも確定申告時に必要です。理由を聞かれたら「住宅ローン控除を受けるので」といえばOKです。

 

4、確定申告書類を作成する

ここまで揃ったら、先ほどの国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセス。

所得税の確定申告書作成を選び、まずは給与所得の金額を入力していきましょう。

源泉徴収票に書いてある数字をそのまま入力すればOKです。

Web画面上で丁寧にガイドしてくれるので、間違えることはないと思います。

ただ気をつけるのは、年末調整をしていない場合。

医療保険や生命保険、地震保険等の控除をしたい場合はその金額をしっかり記載しましょう。忘れると勿体ないです。

 

5、4の続きで住宅借入金特別控除申告書を作成する

最後に住宅借入金特別控除の申告書を作成しましょう。

正式には、「住宅借入金特別控除の計算明細書」と言います。

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こちらで記載するのは、

・居住開始年月日

・取得額

・床面積

・(ほかの家族との共有の場合)家屋を共有している割合

・借入金の年末残高

です。あと特定の増改築の場合は、別途記載する内容があります。

この内容を書面でやろうとすると、様々な情報が明細書の様々なところに飛んだり、反映されたりするので記載に非常に時間がかかりますが、Web上なら一度入力すれば自動的に関連する項目にも数字が入るのでとても楽です。しかも間違いもないので、確実です。

 これで記載は終了。自分の住所を管轄する税務署に郵送or持ち込むだけ。

書類に控えと返信用封筒を同封すれば、後日返信してくれます。

住宅ローン控除を適用する場合は控えを用意した置いた方が、証明になってよいと思います。

 

以上が、住宅ローン控除を受ける際の確定申告の手順です。

 

いざ申告しようと思った時、あたふたしないように、早めの行動をとるのがベストです。

手元に置く書類さえ揃えば、1~2時間で書類作成できるので税務署に行くよりよっぽど早いです。

是非Web上での確定申告書作成をおススメします!